子宮頚がんは若い世代にも増えているがんで、日本では2000年代から患者数が増加しています。
毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が亡くなっていると報告されています。
子宮頚がんの発生には、大部分にヒトパピローマウィルス(HPV)が関与することが分かっており、ワクチンの予防効果が確認されています。現在公費で接種できる9価ワクチンでは約90%が予防できると報告されています。
当院では、以下のワクチンが接種可能です。
- 9価ワクチン(シルガード9)【公費で接種の場合は無料※】【自費は 1回33,000円(税込)】
※公費対象者は大田区の案内をご参照ください→大田区:子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)ワクチン
接種回数は年齢によって異なります:
【9歳以上15歳未満】合計2回もしくは3回接種します
2回接種:初回から6ヶ月後に2回目を接種
3回接種:初回から2ヶ月後に2回目と6ヶ月後に3回目接種
【15歳以上】合計3回接種します
初回から2ヶ月後に2回目と6ヶ月後に3回目接種
接種は予約が必要です。電話にてお問い合わせください。