子宮頚がんは若い世代にも増えているがんで、日本では2000年代から患者数が増加しています。
毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が亡くなっていると報告されています。
子宮頚がんの発生には、大部分にヒトパピローマウィルス(HPV)が関与することが分かっており、ワクチンの予防効果が確認されています。現在公費で接種できる4価HPVワクチン(小学校6年~高校1年相当の女子が対象)を接種することで子宮頚癌の50~70%が予防でき、最近認可されて自費で接種する9価ワクチンでは約90%が予防できると報告されています。
当院では、以下の2種類のワクチンが接種可能です。
- 4価ワクチン(ガーダシル) 【公費で接種の場合は無料※】【自費は 1回16,000円】
※小学校6年~高校1年相当の女子が対象 - 9価ワクチン(シルガード9)【自費のみ 1回25,000円】
2種類とも、合計3回接種します(初回から2ヶ月後と6ヶ月後に接種)。
またシルガード9につきましては、患者さんへ全例登録をお願いしております。
接種は予約が必要です。電話にてお問い合わせください。